2021.11.01
お知らせ
膝の運動
理学療法士の本間です。
最近寒くなってきましたが、みなさん運動をしていますか?
運動不足による筋力低下は変形性膝関節症の進行や悪化の原因になります。
日頃から意識して体を動かす・運動をする習慣をつけて、筋力低下を防ぎましょう。
膝の痛みを予防・改善するためには、膝を支えている大腿四頭筋を鍛えることが大切です。また、血流低下による筋肉のこわばりから痛みが起こることもあるので、ストレッチで血流をよくするのも効果的です。
膝に痛みがあり足を動かす機会が減ってしまうと、筋肉が衰えて血流も悪くなってしまいます。無理のない範囲でできるだけ膝を動かすように心がけましょう。
久しぶりに運動を始める時には軽いウォーキングなどから始めるのがおすすめです。 必ず、運動前にはしっかりと準備体操を行うようにしてください。
今回は家の中でできる簡単なストレッチやトレーニングをご紹介します!
ゆっくりと動かすことを意識し、膝の様子を見ながら行ってください。
※治療中の病気や腫れ、怪我がある場合はかかりつけの医師に相談してから行ってください。運動中に痛みを感じた場合は運動を中止し、医師に相談してください。
〇膝伸ばしのストレッチ
(片脚15~30秒×2-3回)
① いすに浅く腰掛けて片方の膝を伸ばす。
膝の少し上をゆっくりと押していき膝を伸ばす。
②この時、背筋をしっかりと伸ばしながら行い、
足先を上に反らして行います。
③反対側も同じように行います
〇太ももの筋力トレーニング(大腿四頭筋)
(片脚20回×1日2-3セット)
①いすの縁に捕まって、浅く腰をかけます。
②片方の膝を伸ばしたまま、かかとを10㎝程度
持ち上げて5秒間保持します
③反対側も同様に同じように行います
慣れてきたら回数を増やしてみましょう。
短時間でできる運動なので、空いた時間にコツコツ続けていきましょう!