BONE DENSITY MEASUREMENT
- ご存知ですか?
60代女性の3割、70代女性の5割の方が骨粗鬆症です。 日本人の骨粗鬆症患者数は約1300万人、そのうち1100万人が未治療と言われています。
- 骨粗鬆症とは?
- 骨の強度が低下し、骨折するリスクが高くなる骨の障害を骨粗鬆症といいます。放置すると、立った位置からの転倒など軽微な外力で骨折を起こします。なかでも、脊椎や大腿骨近位部(股関節の骨)の骨折は日常生活に支障をきたすだけでなく、時には生命予後にもかかわります。
検査方法
DXA法といい、2種類の異なるエネルギーのX線を照射し、骨と軟部組織との吸収率の差により骨密度を測定する方法です。 測定部位としては腰椎と大腿近位部(股関節)の2か所で測定すると最も的確に全身の骨密度を反映することがわかっています(骨粗鬆症ガイドライン2015:日本骨粗鬆症学会より)。 したがって、当クリニックでも腰椎と股関節で測定します。 検査はベッドに仰向けに寝ていただくだけで、痛みなどはありません。 検査の時間は、15分程度です。
検査結果
検査結果は、左図のように報告されます。
大切な数字は、若い人と比較した数値です。
この数値が、70%未満の方は骨粗鬆症と診断され、治療が必要な状態です。
70%~80%の方でも、糖尿病、腎臓病、関節リウマチなどを合併されている方は骨粗鬆症と診断される場合もあります。検査費用
4,500円
保険診療1割負担では、450円 保険診療3割負担では、1,350円
(その他、診察料などの費用がかかります)